「脱成長論」研究会(京都)/緑の市民講座

「脱成長論」研究会(京都)/緑の市民講座の公式ブログです。イベント予定などをアップいたします。

【お勧めイベント案内】10・6講演会「ドイツはどのように脱原発を実現したのか?」-ハイデマリー・ダンさん(ドイツ緑の党元国会議員)の話を聞く会-

f:id:midorinoshiminkouza:20131006094942j:plain

<催し案内>

  10・6講演会「ドイツはどのように脱原発を実現したのか?」
-ハイデマリー・ダンさん(ドイツ緑の党元国会議員)の話を聞く会-

日時:10月6日(日)午後2時~5時(開場1時30分
場所:下京いきいき市民活動センター別館会議室107
京都駅(北側)塩小路通りを東に約15分、京阪七条駅り南西に徒歩5分
河原町通塩小路通り交差点より東入る
http://www.geocities.jp/tgtmk561/kashi.html
講師:ハイデマリー・ダンさん(平和活動家、ドイツ緑の党元国会議員)
資料代:500円
主催:ハイデマリー・ダンさん(ドイツ緑の党元国会議員)の話を聞く会
連絡先:070-5650-3468(内富)
     muchitomi@hotmail.com
     
-チラシ案内より-
ドイツは、東日本大震災福島原発事故を契機に、いっき原発廃止に路線転換しました。太陽光や風力利用の発電の普及、環境と自然の保護に力を入れています。グローバリゼーションや新・自由主義経済の時代潮流の中でも教育・医療・社会保障のレベルを落とさないように力を入れています。ユダヤ人やポーランド人を虐殺したことなど、戦争責任についても明確に謝罪し、過ちを心に刻まなければならないとしています。
 こうしたドイツの政治の流れに「緑の党」が果たした役割は非常に大きいものがあります。「緑の党」の存在がなければ、違ったものになっていたでしょう。学ぶべきことは多いと思います。「緑の党」が国会で議席を獲得した初期の頃、国会議員として活動されたハイデマリー・ダンさんが来日されますので、京都にお招きして「ドイツ緑の党の発足の経過、歴史、そして現在の課題」を聞く会を開催することにしました。一人でも多くの方が参加されるよう呼びかけます。

ハイデマリー・ダンさんの略歴                  
 彼女はハノーファー市で総合学校の教師をしておられました。そのかたわら反核・反原発・環境保護・食品の安全・女性の権利などの幅広い分野で活動され、ドイツ「緑の党」が初めて国会で議席を獲得した1983~87年、国会議員また調査役で活動されました。現在もハノーファー市で市民運動を続けておられ、ドイツ「緑の党」のご意見番のような役割を果たされています。    

【9・16公開セミナー「脱原発と脱成長」Vol.1】「『緑の思想 経済成長なしで豊かな社会を手に入れる方法』を読む」@東山いきいき市民活動センター

f:id:midorinoshiminkouza:20130904170805j:plain

 『緑の思想  経済成長なしで豊かな社会を手に入れる方法』(幻冬舎ルネッサンス)の著者である足立力也さん(「緑の党グリーンズジャパン」運営委員、福岡市在住)をお招きして公開セミナ-を行います。多くの方のご参加を呼びかけます

■日時:2013年9月16日(月・休)午後2:00~4:00

■会場:東山いきいき市民活動センター 第5会議室

●最寄駅・バス停(各駅、停留所より徒歩5分)●
【市営地下鉄東西線三条京阪・東山 各駅
京阪本線三条駅
京都市バス
 5,12,46,100,201,202,203,206系統 ・・・ 東山三条
 5,10,11,12,59系統 ・・・ 三条京阪

https://genki365.net/gnkk14/pub/content_image.php?fname=8720_3_1.jpg

f:id:midorinoshiminkouza:20130906101926j:plain

 

f:id:midorinoshiminkouza:20130906102557j:plain

■講師:足立力也さん(コスタリカ研究家、「緑の党グリーンズジャパン」運営委員〔国際関係担当〕、福岡市在住)

■資料代:500円

■主催:「脱成長論」研究会(京都)/緑の市民講座

■協賛:ジュビリー関西ネットワーク、「幸せの経済学」プロジェクトin京都

お問い合わせ:muchitomi@hotmail.com

 

足立力也平和本舗

adachirikiyaheiwahompo

緑の思想

経済成長なしで
豊かな社会を手に入れる方法

■ドイツで脱原発を実現させるなど、世界に広がる「緑の思想」とは何か。2012年、日本でも「緑の思想」に基づく政党「緑の党」が誕生し、今後の躍進が期待されている。本書は、閉塞する資本主義社会からの脱却を目指し、「左」でも「右」でもない21世紀型社会思想を紹介する。経済成長に依存せず、真に持続可能な社会モデルを提案する一冊。

足立力也 著

出版社:幻冬舎ルネッサンス

定価:1000円

送料別

単行本(ソフトカバー): 192ページ
ISBN-10: 477901011X
ISBN-13: 978-4779010118
発売日: 2013/7/3

「緑の思想」表紙画像

↓クリックすると前書きをご覧になれます。↓
  • 前書き1頁
  • 前書き2~3頁
  • 前書き4頁
緑の党のサイトへ
日本人が自力で自前の緑の思想をつくりあげる。
この難しい仕事にようやく最初の一歩が印されたことに感動!

─────────────中沢新一

目次の紹介

第1章 「緑の思想」とは何か

現代資本主義はどんどん加速していく「チキンレース」/「ソース」と「シンク」の限界/限界を超えた人類の3つの行動パターン/緑の思想が掲げるビジョン~経済成長至上主義から脱却した社会/緑の思想が課すミッション~環境中心主義経済へのパラダイムシフト/「グリーン」とは何か/持続可能な社会とはエコロジーだけではない/緑の思想を実現するために緑の党はつくられた/そもそも「緑の党」は必要なのか?/純粋な「脱成長論」と「緑の思想」との違い/なぜ、今「緑の党」なのか/緑の党は「反政党的政党」である

第2章 「グローバル・グリーンズ」の6原則

緑の党の世界的ネットワーク、「グローバル・グリーンズ」/1、エコロジカルな知恵/2、社会的公正/3、参画型民主主義/4、非暴力/5、持続可能性/6、多様性の尊重

第3章 日本における「緑の党」発祥の歴史

「軍隊をすてた国」コスタリカとの縁から平和運動へ/「コスタリカ専門家」と呼ばれて/「経済成長至上主義からの脱却」という衝撃/コスタリカで驚いた~政治と一般市民の距離の近さ/「お祭り選挙」で参画型民主主義を実現/そこそこ「が」いい~経済成長至上主義からの脱却/手づくり選挙でお任せ民主主義から脱却/敗北と、それが残したもの/「みどりのテーブル」の参院選挑戦から「みどりの未来」への拡大/福島第一原発事故の危機感から「緑の党」結党へ/「当事者主権」という考え方

第4章 日本における「緑」の基本思想の発展と適用

スロー=ゆっくりとした社会/スモール=社会の構成単位を小さく/シンプル=複雑系から単純係へ/現代日本経済社会はもはや飽和状態に入った/「緑の思想」による社会転換/福島の事故が示した原発の危険すぎる性格/脱原発後のエネルギー源における3つの課題/GDP型経済から幸福度型経済への転換/農漁村の疲弊を脱・現代資本主義で克服する/より成熟した民主主義へ~「お任せ民主主義」からの脱却/非暴力で平和な世界を構築するために/日本の非暴力政策が世界を救う

第5章 世界で活躍する緑の党

オーストラリアで生まれた緑の党/緑の党と既存政党との決定的な違い/オーストラリア緑の党の着実な進歩/ドイツ緑の党の挫折と達成/欧米各地で活躍する緑の党/各国独自の運動から世界的組織へ/迫害される緑の運動/ラテンアメリカにおける緑の党の大躍進/社会問題と、それを解決する主体のグローバル化/世界を変える10のアクション

緑の党
著者略歴

足立力也(あだちりきや)

1973年福岡市生まれ。2004年「みどりの会議」公認候補として参議院選挙全国比例区に立候補。その後「みどりのテーブル」運営委員、「みどりの未来」運営委員を経て、「緑の党グリーンズジャパン」運営委員(国際関係担当)。本業はコスタリカ研究家、平和学研究家。ドキュメンタリー映画『軍隊をすてた国』アシスタント・プロデューサー。主な著書に『平和をつくる教育』(岩波ブックレット・共著)、『丸腰国家』(扶桑社新書)、『平和ってなんだろう』(岩波ジュニア新書)など。